軽い(?)骨折
2006年 10月 11日
うちの上司は、とても明るい。
ピンチのときでも、その明るさにかげりがないから、救われることもしばしば。
その上司が、今週末から遅い夏休みをとって奥様とスペインへ旅立つ予定だったのが、今日急遽、休むのをやめると明るく宣言。
何があったかおそるおそる尋ねてみると、昨日パスポートが3日前に切れていたことが判明とのこと。「かみさんは行くけど、僕は留守番。一人で家にいても仕方ないから、会社出てくるね」と、明るい返事。
さらに午後、笑いながら右足を引きずりだしたので、理由を聞くと、どこかにぶつけたみたいと明るい声。「打撲だよ、きっと」と言いながら、10分の距離を30分かけて歩き、「信号渡りきる前に赤に変わっちゃって、クラクション鳴らされちゃった」とニコニコ。
夕方ようやく、病院行くね~と笑顔で出かけて、1時間後に電話がかかってきた。
「明日出張だったけど、家にいることにしたから。なんだか軽い骨折だって」
「軽い? 骨折!? ひびが入ったんですか?」
「いや~、折れてはいるみたい」
「それって、軽くないでしょ」
「でも、歩けるから、軽いでしょ」
「‥‥」
「ほら、あんまり痛くないし」
「早くタクシーで家に帰ってください‥‥」
「大丈夫、電車で帰れるよ」
「腕は痛くないんですよね。早く、車道に向かって右手を上げて!!」
「はい、はい、わかったぁ。じゃぁ~ね~」
なんだか、明るければよいというわけではないと思う今日この頃。
うちの上司は、いかがお過ごしなんでしょうか?
ピンチのときでも、その明るさにかげりがないから、救われることもしばしば。
その上司が、今週末から遅い夏休みをとって奥様とスペインへ旅立つ予定だったのが、今日急遽、休むのをやめると明るく宣言。
何があったかおそるおそる尋ねてみると、昨日パスポートが3日前に切れていたことが判明とのこと。「かみさんは行くけど、僕は留守番。一人で家にいても仕方ないから、会社出てくるね」と、明るい返事。
さらに午後、笑いながら右足を引きずりだしたので、理由を聞くと、どこかにぶつけたみたいと明るい声。「打撲だよ、きっと」と言いながら、10分の距離を30分かけて歩き、「信号渡りきる前に赤に変わっちゃって、クラクション鳴らされちゃった」とニコニコ。
夕方ようやく、病院行くね~と笑顔で出かけて、1時間後に電話がかかってきた。
「明日出張だったけど、家にいることにしたから。なんだか軽い骨折だって」
「軽い? 骨折!? ひびが入ったんですか?」
「いや~、折れてはいるみたい」
「それって、軽くないでしょ」
「でも、歩けるから、軽いでしょ」
「‥‥」
「ほら、あんまり痛くないし」
「早くタクシーで家に帰ってください‥‥」
「大丈夫、電車で帰れるよ」
「腕は痛くないんですよね。早く、車道に向かって右手を上げて!!」
「はい、はい、わかったぁ。じゃぁ~ね~」
なんだか、明るければよいというわけではないと思う今日この頃。
うちの上司は、いかがお過ごしなんでしょうか?
by takeuma1192
| 2006-10-11 23:07